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  ーおじさんのバーチャル旅行記!ー                      

 
Category: ふるさと【東北・青森】 > 平川市   Tags: つがるみち  

葛川神明宮 - つがるみち462




 平川市葛川(くずかわ)に「誉田屋敷(こんたやしき)」という高台がありますが、ここに次のような話が伝えられています。
【(その地名は)昔、河内国の誉田の城主がここに落ちてきたからだという。そのころ、切明川にサケの大群が上ってきた。誉田殿は、これを小国(おぐに)の殿様に献上せねばならず、藤のつるを切り取って荷縄にし、いくども坂を越えて小国の城まで運んだ。これが苦しかったので、誉田殿は坂の下で「こんなに上らず、また藤つるがなかったら、こんな苦しい目にあわずにすむものを・・・」といって泣いたという。それからこの坂を「誉田の泣き坂」といった。それから川にサケが上らず、藤も絶えてしまったという。 ※『青森の伝説』より


 葛川には、昔、「葛川館」という山城がありました。築城主や築城年代など、詳しくは分かっていませんが、かつての館跡は現在、神明宮になっています。

 道路のそばに「葛川館跡」と書かれた木柱があり、その上に鳥居が立っています。そこから参道が続いていますが、境内は、標高300mほどの山の上にあります。
 完全な山道で、うっそうとした森の小路を左右に三回、四回と曲がりながら登って、やっとたどり着きました。

    

 境内には、「神明宮」と書かれた石柱が2基、拝殿の両横には,、末社の祠がそれぞれ立っています。拝殿の柱には、大きな奉納草鞋が掲げられていました。

    

    





 この神社の御祭神は天照皇大神ですが、その由緒については分かりません。
 葛川は江戸時代には「折戸村」と呼ばれていましたが、農作物が育たないやせた土地であったといわれています。時期は不明ですが、土地の開墾と豊作を願って、この神社は建立されたものと思われます。
 参道入口の木柱
葛川館跡
には、次のように記されています。
【葛川館跡  築城年代、城主は不明。郭の三方は断崖で、南側の台地続きを堀で切断した一郭の館跡である。神明宮境内になっている郭内に、関ヶ原合戦に西軍の武将であった大谷刑部吉継の子と、越後の武将上杉景勝の重臣直江山城守の弟が植えたという伝説をもつ樹齢三○○年を越す松と杉がある。】


 その真偽はともかく、なかなかロマンを感じさせる伝説です。因みに、葛川には「直井」という名字の方がたくさんおられます。「直江兼続との関係は・・」と、空想がふくらみますが、兼続ゆかりの人物が、この地にやって来たのかも知れませんね。
 なお、木柱に書かれている老杉の大木の一本は、とちゅうから折れて無くなっていました。朽ち果てたものか、自然の力によるものか。。

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緑 みどり

 神社めぐりをひと休みして猿賀公園へ行ってみました。
 あてもなく散歩するときは、必ずといっていいほど立ち寄る場所です。何をするでもなく、ただベンチに座ってボケーッとしています。
 ついこの間まで、遅咲きの桜が咲いていましたが、今、園内は鮮やかな緑につつまれていました。


  


  


  


   

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楢木稲荷神社 - つがるみち461




 弘前市鬼沢の集落から県道31号線を鯵ヶ沢方面へ向かう途中に郵便局があります。
 ここを右折すると、板柳町へ向かう県道133号線に入りますが、一帯の住所は「楢木」となっています。「楢木」と書いて、「ならのき」と読みますが、江戸時代には「楢野木」と表記されていたようで、その名残かと思われます。
 県道沿いに、りんご畑や田んぼが広がる農村地帯ですが、近辺には、熊野神社や白山神社、文化財にも指定されている「文永の板碑」などがあります。私も以前に、これらの場所を訪ねたことがありました。
 ⇒ 以前の記事へ
 そんな楢木の集落の中ほど、道路から少し離れた所に稲荷神社が鎮座しています。


「村社稲荷神社」と書かれた大きな社号標と、金属製の立派な注連縄が架かった一の鳥居があり、そこから参道が続いていて、左に曲がったところに社殿がありました。

 社殿の前には、御神燈と、稲荷神社らしく狐(狛狐)が置かれています。境内には、猿田彦碑などもありました。また、木の切り株の上に、小猿のような置物がちょこんとのっていたりします。


   


 この神社の由緒等については、全く分かりません。御祭神は倉稲魂神でしょうか。楢木の小字に「用田」という地名があり、この神社の住所も楢木用田となっていて、いかにも新田の開発を思わせるような名前です。地域の開発と村中繁栄を願って建立された社なのでしょう。

 境内からは、岩木山を間近に見ることができます。私が訪ねたのは先月の中旬でしたので、山頂は真っ白い雪に覆われていました。


  


  


  


  

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桑原稲荷神社 - つがるみち460




 青森市の桑原には、「昭和大仏」で知られる青龍寺がありますが、その近くに稲荷神社が鎮座しています。
 この神社の拝殿には、地元の方が書いたと思われる「桑原郷土史」が掲げられていますが、それによると、
【桑原の地名は、昔この地一帯に桑の木即ち山桑がいっぱいはえていたところから名づけられたという。小字には山崎、稲葉があり、元亀元年(一五七○年)の頃、十数件を要した部落であった。】と、その地名の由来が説明されています。
 また、
【桑原方面のイゾ森は、天然のチャシ即ち砦である。・・・付近からは、縄文前期と中期の土器が出土している。】と書かれていますが、一帯には、縄文から平安へと続く遺跡があり、「桑原遺跡」と呼ばれています。この神社の境内からも平安時代の土師器などが発見されていて、「桑原稲荷神社遺跡」と名づけられているようです。


  


 道路沿いの一の鳥居から、小高い山の上に向かって参道が延びていますが、途中には小公園もあり、下の町並みを見渡すことができます。
 山頂に社殿が立っていて、御神燈や神馬、手水石、鳥居を伴った猿田彦大神の碑がありました。


  


  


  


 この稲荷神社は、青森市内の諏訪神社の兼務社になっていますが、
【御祭神:稲荷大神  安政2年(1855)の書上帖には、稲荷宮一宇、往古建立年月不詳、享保19年(1734)より村中で五穀成就の為に再建。本社 板葺二而建坪三尺四方、覆 萱葺二而建坪弐間に四間、御神楽の儀は三ヶ年に一度執行、と記される。貞享4年(1687)の検地帳には、稲荷社地、宮無之とある。】と紹介されています。

 また続けて、
【菅江真澄は「すみかの山」寛政8年(1796)4月20日に「桑原の村になれば、鯨森といふに稲荷の神籬あり。むかし鯢(くじらのこ)の寄り来しところに神をいはひまつる、飯形の社これなりといふ」と稲荷神社の由来伝承を記している。】とありますが、この神社が「鯨森」と呼ばれていたことについては、先の「桑原郷土史」にも書かれていました。

  

※【】は、拝殿内の説明板と諏訪神社HPからの引用です。

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Category: ふるさと【東北・青森】 > 弘前市   Tags: つがるみち  

石渡羽黒神社 - つがるみち459

  


 先回お伝えした八代羽黒神社のすぐ近くに、石渡(いしわたり)の羽黒神社があります。詳しくは分かりませんが、この両羽黒神社が、石渡と八代町との境目になっているようです。

 石渡の交差点の信号を県道37号線の方に右折した所に赤い鳥居が立っていて、田んぼに沿って参道が続いていますが、私は、八代羽黒神社からの裏道を通って境内へと出ました。

 二の鳥居の注連縄は金属製の物で、境内には御神燈や狛犬などはなく、末社の祠が二つと石塔が一基立っていました。
 祠は、「南無妙法蓮華経南無地蔵菩薩」と書かれたものと「愛宕山」と書かれたものですが、それぞれに石仏が祀られていました。


   


 この神社の由緒については、全く分かりません、御祭神は隣の八代羽黒神社と同じ倉稲魂命でしょうか。

 かつてはこの地に「石渡村中抱えの観音堂」があったようです。この観音堂が神社の前身だと思われますが、祠の石仏は、そんな神仏習合の名残を伝えているようです。
 

  


  


  


  

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 風薫る5月を迎え、辺りが少しずつ緑にそまってきました。今後も、ぼちぼちと史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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Author:korekarada       ふるさと「東北・青森県」の史跡を巡り、感想などを綴っています。ときには、まだ見ぬ地方への憧れを「バーチャル旅行記」として、書いていきたいと思います。
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