黒石市高賀野の坂道を上り、八幡宮を過ぎると、広大なりんご畑になります。
ここに、黒石観光りんご園 がありますが、9月上旬~11月中旬まで、新鮮なりんごを直接もぎ取り味わうことができ、毎年、多くの観光客で賑わっています。また、園内から岩木山と黒石の街並みを一望できるとあって、日中はもちろん、夜景観賞に訪れる人もいるようです。
ところで、先日、Google地図を見ていたら、この観光りんご園のすぐ近くに「気になる木」という一本の杉の木がのっていたので、行ってみることにしました。
りんご園に近づくにつれて、なだらかな坂道の向こう側に、一本の大きな木がすっくと立っているのが見えました。高さは10mほどでしょうか。決して、大木というわけではないのですが、周りに高い木がないこともあり、「孤高の存在」という感じです。
何よりも、その姿形が特徴的で、大きな矢印のようにも、イカの姿のようにも見えます。リンゴ園の駐車場に車をとめ、木の近くに行ってみました。


この「気になる木」については、地元を中心に話題になっていたらしく、形は「おでんや矢印、イカのようだ」とされ、成り立ちについては、「新種か高度な接ぎ木の技術か」と、地元紙に取り上げられたこともあったようです。
実は、この木は自然にこんな姿になった分けではなく、近くのりんご農家の方のせん定によるものだそうで、その方によると、
【せん定をしたのは10数年前。木の枝が日光を遮り始めたことと農道の行き来に邪魔になり始めたことから切ることした。枝を全部切り落としてしまうと木がかわいそうに思い、頭の部分だけせん定はしなかった。あとでせん定しようと考えていたが、「丘の上の一本杉」ということもあり日当たりがよく生育するには環境がいい。リンゴのせん定ハサミを使って丁寧に切ったせいかもしれないが、枝の再生が早く、頭の部分をせん定する前に『おがって(津軽弁で「成長」)』しまい、せん定しにくくなった。 ※弘前経済新聞の記事より抜粋】とのことです。
- またひとつ地元の名木?がみつかりました。


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※記事の中の○○○○は、以前の記事や画像へのリンクです。また、□(青い枠)で囲まれた画像は、クリックで拡大します。
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☆つがるみち☆ ☆名木めぐり☆
ここに、黒石観光りんご園 がありますが、9月上旬~11月中旬まで、新鮮なりんごを直接もぎ取り味わうことができ、毎年、多くの観光客で賑わっています。また、園内から岩木山と黒石の街並みを一望できるとあって、日中はもちろん、夜景観賞に訪れる人もいるようです。
ところで、先日、Google地図を見ていたら、この観光りんご園のすぐ近くに「気になる木」という一本の杉の木がのっていたので、行ってみることにしました。
りんご園に近づくにつれて、なだらかな坂道の向こう側に、一本の大きな木がすっくと立っているのが見えました。高さは10mほどでしょうか。決して、大木というわけではないのですが、周りに高い木がないこともあり、「孤高の存在」という感じです。
何よりも、その姿形が特徴的で、大きな矢印のようにも、イカの姿のようにも見えます。リンゴ園の駐車場に車をとめ、木の近くに行ってみました。




この「気になる木」については、地元を中心に話題になっていたらしく、形は「おでんや矢印、イカのようだ」とされ、成り立ちについては、「新種か高度な接ぎ木の技術か」と、地元紙に取り上げられたこともあったようです。
実は、この木は自然にこんな姿になった分けではなく、近くのりんご農家の方のせん定によるものだそうで、その方によると、
【せん定をしたのは10数年前。木の枝が日光を遮り始めたことと農道の行き来に邪魔になり始めたことから切ることした。枝を全部切り落としてしまうと木がかわいそうに思い、頭の部分だけせん定はしなかった。あとでせん定しようと考えていたが、「丘の上の一本杉」ということもあり日当たりがよく生育するには環境がいい。リンゴのせん定ハサミを使って丁寧に切ったせいかもしれないが、枝の再生が早く、頭の部分をせん定する前に『おがって(津軽弁で「成長」)』しまい、せん定しにくくなった。 ※弘前経済新聞の記事より抜粋】とのことです。
- またひとつ地元の名木?がみつかりました。


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Category: ふるさと【東北・青森】 > 弘前市
豊田神明宮 - つがるみち485
先日、パリーグの公式戦が行われた弘前市運動公園一帯は豊田地区になりますが、ここに神明宮が鎮座しています。


運動公園への入口付近、枝分かれした道路沿いに立つ神社で、摂社の稲荷神社の鳥居もあります。
その由緒についてはよく分かりませんが、御祭神は天照大神で、伊勢神宮内宮を分霊したものといわれています。


境内には、狛犬の他、絵馬堂、庚申塔、薬師様の碑などがあり、摂社として稲荷神社と深山大神があります。
辺りは「小比内」と呼ばれる地域ですが、豊田の集落は小比内と周囲の町から分離し、成立したものです。
「小比内」は「さんぴない」と読みますが、難読地名のひとつです。名前はアイヌ語に由来するとされており、「川原の小さな石」を意味するといわれています。

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運動公園への入口付近、枝分かれした道路沿いに立つ神社で、摂社の稲荷神社の鳥居もあります。
その由緒についてはよく分かりませんが、御祭神は天照大神で、伊勢神宮内宮を分霊したものといわれています。


境内には、狛犬の他、絵馬堂、庚申塔、薬師様の碑などがあり、摂社として稲荷神社と深山大神があります。
辺りは「小比内」と呼ばれる地域ですが、豊田の集落は小比内と周囲の町から分離し、成立したものです。
「小比内」は「さんぴない」と読みますが、難読地名のひとつです。名前はアイヌ語に由来するとされており、「川原の小さな石」を意味するといわれています。



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