
弘前市の折笠(おりかさ)の集落には、かつて「折笠館」という中世の城館があったとされています。
その遺構は、ほとんど残っていないため、詳しい築城時期などについてはよく分かりませんが、館は血洗川に面した丘陵に築かれていたようです。この川が天然の堀の役目をしていたのでしょう。
城主は折笠氏で、津軽藩の古記録には、「為信御普代之館 折笠館主 兵助」と書かれているようです。折笠氏は、大浦(津軽)為信の草創期に臣下になった氏族とされています。
今回訪ねたのは、その折笠に鎮座する神明宮ですが、近くには船沢地区の公民館やりんご加工センター、小学校と中学校などがあります。私が行ったときには、運動会の練習に励む子どもたちの元気な声が響いていました。
血洗川に架かる橋を渡り、少し上った所に石造りの一の鳥居があり、左手に金属製のしめ縄がかかった二の鳥居。ここから小道を下ると社殿が見えてきます。



この神社の境内が折笠館の跡地なのか、折笠氏の館神として建立されたものなのか、そこのあたりの由緒については分かりませんが、古くから村人に崇められてきた社のようです。
境内には赤い屋根の拝殿と本殿、石灯篭と狛犬がありました。拝殿の下は水路になっているようです。

参道の小道を下りると、右手に鳥居がありますが、その入口付近に、青々と葉を茂らせた元気のよい大きな木が立っています。
この大木は弘前市で一番大きなトチノキで、市の保存樹木に指定されています。
木のそばに説明板がありますが、それには、
【市内最大のトチノキであり、自生した自然木とみなされる。北海道から九州まで広く分布し、縄文人は種子を食用としたとされるが、昔は潰して石鹸の代用としたり、百日ゼキの薬とした。この木はまだまだ樹勢の旺盛な古木である。推定樹齢三百年。】と書かれていました。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※記事の中の○○○○は、以前の記事や画像へのリンクです。また、□(青い枠)で囲まれた画像は、クリックで拡大します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆つがるみち☆ ☆名木めぐり☆


Category: ふるさと【東北・青森】 > 藤崎町
リンゴの花とチューリップ
地元の新聞に、藤崎町にある弘前大学農学部藤崎農場で「リンゴとチューリップのフェスティバル」が開かれているという記事が載っていたので、早速行ってみました。リンゴとチューリップの花、そして菜の花が咲き誇る様子が見られるとのことでした。
とてもいい天気だったので遠くの岩木山もくっきり。朝早くから農場には、子どもの手を引く親子連れやカメラを持った年配の方達がたくさん訪れ、思い思いにリンゴ畑を散策したり、赤、黄、白の景色を楽しんでいました。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※記事の中の○○○○は、以前の記事や画像へのリンクです。また、□(青い枠)で囲まれた画像は、クリックで拡大します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



とてもいい天気だったので遠くの岩木山もくっきり。朝早くから農場には、子どもの手を引く親子連れやカメラを持った年配の方達がたくさん訪れ、思い思いにリンゴ畑を散策したり、赤、黄、白の景色を楽しんでいました。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※記事の中の○○○○は、以前の記事や画像へのリンクです。また、□(青い枠)で囲まれた画像は、クリックで拡大します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Category: ふるさと【東北・青森】 > 黒石市
ぶらぶら 桜

遅い遅い津軽の桜も、ようやく咲いたと思ったら少しずつ散り始めました。
桜の名所といえば何といっても弘前公園ですが、先日、行ってみたらあまりの人ごみにめげて、軽く一巡りしただけで帰りました。
思い直して、天気を見はからって近場の猿賀公園と東公園へ。。時間帯もあるのでしょうが、ゆっくり散策することができました。
◇平川市猿賀公園


◇黒石市東公園


田舎館村の道の駅「弥生の里」は、例年、田んぼアートの第2会場になっていますが、今、「石のアート」展示が行われています。
今年は「男はつらいよ車寅次郎」。。展望所から、岩木山を背景に、寅さんの颯爽とした姿を見ることができました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※記事の中の○○○○は、以前の記事や画像へのリンクです。また、□(青い枠)で囲まれた画像は、クリックで拡大します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

