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Category: ふるさと【東北・青森】 > 平川市   Tags: つがるみち  

まとめて一代様「神宮寺」ーつがるみち28

 「津軽一代様」の寺社を巡り終えました。訪ねた社はいずれも、それぞれの守り本尊を祀る「代表」的なところであり、同じ干支のご本尊を祀っている所であればどこにお参りに行ってもご利益は変わらないと言われています。しかし、本人が直接そのご本尊にお参りしなければご利益がない分けです。
 ですが、家族やグループで参詣に出かけるときなど、各人の干支がまちまちで、一緒に廻るのは大変です。そんな時、一代様がすべて安置されていて、干支が違ってもみんなで一代様巡りができるお寺があるのです。名前は「神宮寺(じんぐうじ)」。
神宮寺
岩木山神社と並んで津軽の霊地といわれる平川市・猿賀神社の前にある寺院です。

 日本各地にある「神宮寺」は、神仏習合思想に基づき、神社に附属して建てられた神社を管理する仏教寺院のことで、「別当寺」とも呼ばれています。ここ平川市の「神宮寺」もそのひとつですが、由緒・沿革は次の通りです。
~神宮寺概要:神宮寺の創建は不詳ですが、古くから猿賀神社の別当となっていた為、猿賀神社と同じ様な由緒を持っています。猿賀神社は神仏交合し別当だった神宮寺は国家守護の祈願寺、天台密教の拠点として寺運も隆盛し、歴代領主にも庇護され藤原秀衛、北畠顕家、安部師季、安部教季がそれぞれ堂宇の修復や寺領の安堵が行われました。天正14年、津軽為信が祈願所としますが、南部家との対立もあり、猿賀神社十二坊が破却され、神宮寺の僧侶も追放されたため、一時、「別当」は弘前市・最勝院が務めるようになります。その後、元和6年に2代藩主・津軽信枚によって再度猿賀神社の別当に復権し、明治時代初頭に発令された神仏分離令により猿賀神社から独立し現在に至っています。 ※ 「青森県:歴史・観光・見所」HPからの引用です。~
 
 本堂の中に入って祭壇を見てびっくり。中央奥に祀られている不動明王の前には何と赤い鳥居
祭壇の鳥居
が立っていました。正に「神仏習合」そのもの・・・。初めて見ました。

 さて、一代様の八本尊は、「一代本尊礼堂」
一代本尊礼堂
に安置されています。参拝に訪れる方々は、こちらのお堂から中に入るようです。向かって左側から八幡大菩薩をはじめ、千手観音まで八体の守り本尊
八本尊
が立ち並んでいる様は、なかなか壮観でした。
 若い住職さんにお話を伺ったところ、「猿賀神社に初詣に来たときなど、家族連れでここにお参りしにくる方が多い。まず、ここをお参りしてから後に、それぞれの干支を訪ねるようだ。」と話してくれました。

 何とも便利で、ありがたいお寺です。こういうところをつくった津軽人(というか日本人)の「知恵」・・。感心させられます。

 
※「一代様」の寺社と、ここ「神宮寺」に安置されている守り本尊を合わせてみました。下の干支をクリックしてご覧ください。 

 

                            ☆つがるみち☆
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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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