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Category: ふるさと【東北・青森】 > つがる市   Tags: つがるみち  

メロンロードその4「弘法寺 3」ーつがるみち59


本堂へ


 弘法寺は津軽弘法大師霊場、東北三十六不動尊霊場であるとともに、「津軽七福神霊場」でもあります。「恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天、福禄寿、寿老人、布袋」の七神は文字通り「福」をもたらす神として信仰されている分けですが、このお寺は「福禄寿尊札所」で、HPでは次のように紹介しています。【福禄寿というと、七福神の中ではあまり馴染みがないと思われますが、その名の通り、「福」「録」「寿」の三つのご利益があるといわれる有難い神様です。
○「福」分を越えて求めず、人知れず善徳をほどこすと「福」(幸せ)に恵まれる。
○「禄」社会や親への恩を忘れず、行状を慎むと「禄」(財産)に恵まれる。
○「寿」飽食大酒を禁じ色欲を慎み、気血を養うものは「寿」(生命運)に恵まれる。
福禄寿は中国の神聖な仙人で、長く大きい顔が特徴です。長寿の鶴亀を従え、左手の宝珠は財を与えて、右手の杖に結ばれた経巻には福・禄・寿の誓願が説かれています。】

 ー 境内には、弘法大師・不動明王・福禄寿
弘法大師・不動明王・福禄寿
の三つの尊像が並んで立てられていて、それぞれの「霊場」であることを思わせます。

御寝み大師堂


 本堂の手前に「お休み大師」のお堂があります。「お休み中なのでお静かに」という注意書きにしたがって、そっと扉を開けてみました。中の上の方には「十夜ヶ橋」と書かれた木札。
「十夜ヶ橋」
そして、その下に遍路姿の「お休み大師」の像
「お休み大師」の像
があります。

 
 「十夜ヶ橋(とよがはし)」とは、四国行脚の途中、今の愛媛県大洲市徳の森にある橋の下で一夜を明かした弘法大師が「行き悩む 浮世の人を 渡さずば 一夜も十夜の 橋とおもほゆ」と詠んだことから名付けられたもので、あまりの寒さのために、「一夜が十夜にも思えた」という意味だそうです。像のそばには「静かに撫でてお参りください」と書かれていました。

本 堂


 本堂廊下の天井には、お参りに訪れた人々の「願いごと」
廊下装飾具
がたくさん吊されており、「五鈷杵(ごこしょ)」と呼ばれる密教法具も置かれていました。

 五鈷杵
五鈷杵
は、「人間の煩悩を打ち砕き、仏の智慧の徳を表す法具」である「金剛杵(こんごうしょ)」のひとつで、両端がひとつの突起の「独鈷杵(とっこしょ)」、三股の「三鈷杵(さんこしょ)」、五股の五鈷杵があり、身近に置いておくだけで、厄除け・災難除けになるといわれています。

 伝説によると、「弘法大師は唐から帰国した際、唐の明州の浜から、真言密教を広めるにふさわしい場所を求めるため、日本へ向けて三鈷杵を投げたところ、三鈷杵は紫雲に乗って日本へ向けて飛んで行った。後に二匹の和犬
二匹の和犬
の案内で高野山近辺を訪れたとき、霊光を放つ松があると聞かされ、行ってみると、そこには唐より投げた三鈷杵が引っかかっていた。」とされています。
 本堂の中
弘法寺本堂祭壇
には「紫雲」「霊光」
紫雲・霊光の額
と書かれた大きな額が掲げられていますが、それは、この弘法大師の「高野山開山伝説」を物語っているもののようです。

身代わり不動


 弘法大師、七福神、そして不動明王・・多くの信仰を集めているこの寺院は、様々な伝承も残されており、ざっと巡っただけでも、その「奥の深さ」が伝わってくるところでした。
 このお寺の不動明王は「身代り不動」と呼ばれ、本堂に安置されていますが、HPでは「身代わりの 不動のおわす 津軽路の 西の高野に 法のともしび」と紹介されています。

                            ☆つがるみち☆
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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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