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  ーおじさんのバーチャル旅行記!ー                      

 
Category: ふるさと【東北・青森】 > 黒石市   Tags: つがるみち  

神馬像いろいろーつがるみち176

 神馬(像)は、狛犬とならんで神社の境内にはなくてはならない神使です。
 神馬(しんめ、じんめ)は、「神様の乗りもの」とされ、元々は、日本の神社に奉納された馬、あるいは祭事の際に使用される馬を指しますが、【奈良時代から祈願のために馬を奉納する習わしがある。奉納者は民間人から皇族まで様々である。小規模な神社ではその世話などが重荷となること、また高価であり献納する側にとっても大きな負担となることから、絵馬などに置き換わっていった。また、等身大の馬の像をもって神馬とすることも多い。※wikipediaより】とされています。
 津軽の神社の境内に立つ神馬も、このような経緯を踏まえているものと思われますが、昔から馬は、農家にとって大切な働き手であったために、境内に馬頭観音を祀り、馬の像を奉納することも多かったようです。
 - 今回は寺社めぐりをひと休みして、今まで見てきた神馬像のいくつかを紹介したいと思います。

 
大光寺慈照閣
沖館観音堂
一野渡八幡宮
高山稲荷神社
津軽赤倉山神社

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◇1→津軽三十三観音霊場30番札所である「大光寺慈照閣」がある平川市保食神社の神     
   馬です。目や鼻、口元などが、とてもくっきりと見えます。
◇2→同じく平川市にある三十三霊場29番札所「沖館観音堂(神明宮)」の像です。
   慈照閣のものとつくりは似ていますが、鋭い目をしていて、今にも走り出し
   そうです。足には奉納された草鞋。
◇3→座頭石を訪ねたときに立ち寄った「一野渡八幡宮」の神馬です。体全体が金属で
   覆われており、重さ軽減するために、お堂には吊るしひもがあります。鉄の鎧を
   まとった騎馬という感じです。
◇4→つがる市「高山稲荷神社」の社務所前に立つ大きな神馬。
◇5→同じく、つがる市繁田の「津軽赤倉山神社」の神馬。金色で津軽家の紋章である
   「津軽牡丹」が描かれています。


  
鶴田町境・八幡宮
五所川原鶴ヶ丘・八幡宮
石川八幡宮
五所川原市持子沢・香取神社
五所川原市長富高おかみ神社
月夜見神社

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◇6→鶴田町境にある「八幡宮」の神馬像です。ここは鳥居の鬼っコを探して訪れまし
   た。躍動感あふれる神馬です。特に足のつくりは見事なものだと思います。
◇7→片足を上げた形の神馬の多くは、台座に支え棒があり、それで上げた足を支えて
   いますが、ここ五所川原鶴ヶ丘の「八幡宮」の神馬は片足を上げたままです。ど
   うやってバランスをとったのでしょうか?作り手の技。。。
◇8→雪の中に佇む弘前市・石川八幡宮の神馬。首に下がっているバケツは飼葉桶か。
◇9→年代が古い狛犬や神馬の中には、地域の方々の手で、ていねいに補修されている
   ものもあります。この五所川原市持子沢「香取神社」の神馬もそのひとつです。
   その足は補修されるたびに短くなっていったのでしょうか。地域の「温かさ」が
   伝わってきます。
◇10→西津軽地方によく見られる手ぬぐいで頬かむりした神馬。ここも鬼っコ探しで出
   かけた五所川原市長富「高おかみ神社」です。
◇11→神馬像には、いろいろ飾られているものもありますが、ここ弘前市「月夜見神
   社」の神馬はクリスマス風。


鶴ヶ坂保食神社

黒石市馬頭観音社


 さて、神馬は「神の乗り物」ということもあり、大きくて、足が速く、縦横に野原を駆けぬけていく・・といったサラブレッドのようなイメージがあります。
 TVや映画でおなじみの戦国時代の「騎馬軍団」もそうしたイメージですが、もともと日本の古い時代の馬(日本在来馬)は、今とはかなり違った姿形であったといわれています。
 この日本在来馬については、【すべて小型馬・中型馬であり、ポニーに分類され、これはモンゴルの他、中国や朝鮮半島で最も一般的であった蒙古馬系に属する。競馬等で親しまれているサラブレッドなどの近代軽種馬と比べた場合の特徴として、全体としてずんぐりした体形、具体的には、やや大きめの頭部、太短くて扇形の首つき、丸々とした胴まわり、体格のわりに長めの背、太くて短めの肢、豊かなたてがみや尾毛、などが挙げられる。日本在来馬は体質強健で、よく粗飼に耐える。消化器官が発達しており、そのため、野草のみでも育成できると言われる。体は丈夫で、寒冷地でも年間放牧が可能であるとされる。平均的に骨や蹄が堅く、骨折などの事故はあまり起きない。この「蹄が堅い」という在来馬の特長から、日本では雪国で馬にはかせる藁沓(わらぐつ)を除いて、蹄鉄が発達しなかった。※wikipediaより抜粋】といわれています。

 - このような(上記の文中の_線のような)日本古来の馬の姿を表していると思われる神馬を2つ。左上は、青森市鶴ヶ坂「保食神社」の神馬。下は、黒石市の長谷澤神社へ行く途中で見つけた「馬頭観音社」の神馬です。

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 記事を更新しないままに10月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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