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Category: ふるさと【東北・青森】 > 鶴田町   Tags: つがるみち  

大巻稲荷神社ーつがるみち379




 鶴田町の大巻(おおまき)に稲荷神社が鎮座しています。
「大巻稲荷神社」と彫られた社号標や一の鳥居は比較的新しいもののようですが、鳥居の脇に立っていた碑文には、「昭和五十八年五月二十六日 日本海中部地震にて石鳥居が崩壊のため ここに木造にて建立する」と書かれていました。社号標の裏側にも同様の記述があります。

 住宅に挟まれた参道を、二の鳥居、三の鳥居とくぐって行くと、大きな石造りの鳥居があり、その奥に社殿が立っています。
 境内には、庚申塔や天照皇大神宮碑などがあり、拝殿の前にきつね像と狛犬がそれぞれ一対ずつ置かれていました。
 拝殿の左側(向かって)に、「熊野宮」と書かれた社号標と鳥居を伴った境内社が立っていましたが、この熊野宮は、後述する由緒とも関係する社のようです。

◇稲荷神社境内

  







 この大巻稲荷神社の由緒については、
【御祭神:倉稲魂命  縁起には 「当社は津軽藩士関甚左エ門なる者、 慶長年間南部家の圧制を避け本村内僻地に潜居、 漸時田圃と開墾し遂に一部落為すに至り、 自家崇敬の熊野宮を以て一時氏神とし奉仕の処、 開拓巧竣り数十戸の部落となりて全村協議を以て更に護穀神として現今の稲荷神社を建立したものなり」 とある。 また安政二年の書上帳には、 「宝暦七年産神に祭る」 とあるが、 この宝暦説は祭神を熊野さまから稲荷さまに更めた年代であり、 地誌草稿にある 「嘉永三年庚戌建」 は、 神社の再建年代と思われる。 安政当時は、 まだ祠時代で、 大部分の神社が三尺四面程度の建物なのに、 当社は約六尺四面、 雨覆は二間に四間という堂々とした社堂であった。 明治六年四月村社に列せられ、 明治四十二年八月二十七日神饌幣帛料供進指定神社となる。 ※青森県神社庁HP】とあります。

「南部家の圧制を避け・・」はともかく、関甚左エ門という津軽藩士が神社の創建に深く関わったことは事実のようで、『北津軽郡神社誌』にも、
【・・百姓となりて田地を拓き、一部落を成すに至り、熊野権現を産土神とす。同人の墓所は村内に在りて今尚敬意を拂はれつつあり】と書かれています。

 ところで、稲荷神社といえば稲荷神のお使いのきつねです。拝殿前に一対と本殿にも一対、それぞれ向かい合って置かれていましたが、本殿の祠をよく見ると、その木鼻にも小さなきつねが彫られていました。




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Comment
 
狐の木鼻というのは初めて見ました。
ご紹介をいただきありがとうございました。

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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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