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Category: ふるさと【東北・青森】 > 五所川原市   Tags: 津軽三十三寺社巡り  鬼ッコめぐり  

「川倉芦野堂」ー津軽三十三寺社巡り13

 亀ヶ岡遺跡から再び国道339号線を北上し、五所川原市に入ります。五所川原市は、旧五所川原市と北津軽郡金木町及び市浦村が新設合併してできたまちです。旧金木町出身の著名人と言えば太宰治ですが、太宰は生まれ故郷のことを「・・これといった特徴もないが、どこやら都会風にちょっと気どった町」であると紹介しています。そんな金木町の名所「芦野公園」を過ぎた所が三柱神社。13番札所川倉芦野堂は、その境内の中にあります。

 行ってびっくり!見てびっくり! ー 少し大げさですが、この三柱神社の二の鳥居、三の鳥居に掲げられているのは、何とあの「!」。。。
 以前、鬼を祀っている弘前市の「鬼神社」についてお伝えしましたが、祀らないまでも鳥居などに「鬼」を掲げている所は30ヶ所以上
鬼を掲げているところ
もあるということ。。

 
 どうして「鬼」なのか?なぜ、津軽地方の岩木川流域に集中して在るのか? ー とても不思議です。「悪霊を追い払う魔除けのため」「豊作祈願のため」など、いろいろ説かれているようですが、この津軽地方独特の神社信仰、いずれ、「鬼ッコ」がある神社等を訪ねて、その由来などを調べてみたいと思います。

 さて、この川倉芦野堂、神社境内の中にあるとはいっても、ここはここで「独立」しているような感じを受けます。黒門から通じるお堂は、小さいながらも何か凜とした気品がある。 ー そんな雰囲気です。先の太宰治の言葉を借りれば「ちょっと気どった」という感じかな。。
 ここは、弘前藩3代藩主津軽信義が、津軽統一の戦いで斃れた者達や、新田開発事業で亡くなった農民を供養するために選んだ霊場のひとつ。「聖観世音菩薩」を本尊として、堂宇が創建されたのは、寛文8年(1668年)のことでした。
 やはり、ここにも明治の神仏分離令をめぐって、政府側と住民達とのいさかいがありました。住民は、なかなか聖観音像を役人に渡そうとはせず、何人かで手分けして持ち歩いていたのですが、そのうち、とうとう観音様は行方不明になってしまいました。今でも、所在は分からないとのこと。。。
 やがて昭和になり、観音様を新たに安置し、観音堂を再建しようとする話が持ち上がり、地元の大地主を中心にして、現在の場所にお堂が建てられた分けです。新本尊は、弘前市の仏師作、長勝寺の住職達によって、納めの儀式が盛大に行われたとのことです。なお、芦野堂の「」は、芦野湖(芦野公園)にちなんだものとされています。

   ↓川倉芦野堂 ※クリックすると拡大します。
 
川倉芦野堂①
川倉芦野堂②
川倉芦野堂③
川倉芦野堂④
川倉芦野堂⑤
川倉芦野堂⑥
川倉芦野堂⑦


 ところで、寺社巡りをしていると、多くの巨木や老木に出会います。ここにも、樹齢250年以上、幹回り4.5mという大きなケヤキの木
ケヤキの木
がありました。「巨木さがし」も今後の楽しみのひとつになりました。

        ↓今まで出会った巨木たち
     
厳鬼山神社大杉
 
北浮田弘誓閣イチョウ
 
日照田観音堂イチョウ
 
見入山観音堂夫婦杉
 
円覚寺竜灯杉
 
川倉芦野堂ケヤキ



                         ☆津軽三十三寺社巡り☆
                        
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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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