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Category: ふるさと【東北・青森】 > 五所川原市   Tags: つがるみち  水虎様  

神山闇おかみ神社 - つがるみち437




 以前、鳥居や拝殿に架かっている「鬼っこ」を探して津軽の神社を歩いたことがありますが、五所川原市の長橋地区神山に鎮座する闇おかみ神社もそのひとつです。
 目当ての鬼っこは、入口の社号標の前に一体、御神木の隣に一体、そして拝殿と三体も祀られていました。
 ⇒ 以前の記事へ

 ですが、前回の訪問は春先だったために、境内の中にも雪があり、ゆっくり回って見ることはできませんでした。そういう分けで、今回は再訪です。




 その由緒については、
【御祭神:闇おかみ神   明暦二年 (一六五六) 勧請。 明治六年観音堂を闇おかみ神社と改め松倉神社へ合祭。 同八年復社。
明治九年十二月村社に列せられる。 明治十七年五月松野木観音林より現社地へ移転。 明治四十四年九月八日神饌幣帛料供進指定神社に列格せられる。※青森県神社庁HPより】と簡潔に記されているだけで、詳しいことは不明ですが、すぐそばに長橋溜池という大きな農業用の溜池があることから、灌漑の安全と豊作を願って水神・闇おかみ神が祀られるようになったと思われます。

 今回、あらためて訪ねてみたのですが、神社入口に並んでいる庚申塔や十字前掛けをまとった多くのお地蔵様など、新しい「発見」がありました。また、三体の鬼っこや、御神木の見事なクロマツなども健在でした。

◇闇おかみ神社






 長橋地区は、かつて長橋村と呼ばれていましたが、その地名の由来は「村中に長橋と呼ばれる溜池あり、各村には耕地が多くこの水を引いて耕作をしているからこの溜池に因んで村名とした」とされています。
 また、神社の鎮座地である「神山」は、この地に中世の館である「神山館」が築かれ、神山左京之助なる人物が居館としていたことに基づくといわれていますが、館跡からは、中国産の青磁碗や日本産の焼物の破片が出土しているとのことです。
 江戸時代、この地を訪れた菅江真澄は『外浜奇勝』の中で、
【杉羽立という村のあとを通り、むかしかかっていたが、いまは名ばかり残っている長橋というところで、広い池(長橋溜池)がよこたわっているのを見わたした。こうしてゆくゆく心に浮かんだことを歌によみ、神山というところにきて、村のはずれにある井杭の柳に歌をかきつけた。「草たかみ野越えはらこえわけ来れば そのかみやまの麓也けり」】と書いています。

 闇おかみ神、鬼っこと水神を崇めている社ですが、実は、境内にはもうひとつの津軽の水神・水虎様が祀られているということが再訪の理由でした。
 以前は拝めなかったのですが、今回、境内の真ん中に小さな祠がポツンと立っていたので、扉を開けて見ると、その中には女神型の水虎様が大切に祀られていました。




※五所川原市立図書館「長橋地区の地名」を参照しました。

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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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