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Category: ふるさと【東北・青森】 > 五所川原市   Tags: 津軽統一までのあゆみ  

十三湊と安東氏3ー「唐川城址」

 安東史跡をめぐるみち
安東史跡をめぐるみち
の3回目です。今回は唐川城址をご紹介します。ここへは、先回訪ねた山王坊遺跡から続く遊歩道
山王坊遺跡から続く遊歩道
を通って来ることもできますが、私はいったん山王坊から国道に戻りました。

 十三湖付近には、牧場がいくつかあり、のんびりと草を食んでいる牛たちに出会うこともあります。のどかな光景です。山手の方へ車を進めていくと、まもなく「大沼公園」が見えてきます。ここは、「岩井・大沼遺跡」と呼ばれる縄文晩期の遺跡です。発掘調査の結果、縄文時代の土器捨て場が発見され、石器や土器製品がまとまって出土したところです。十三湖一帯には、縄文時代の遺跡がとても多く、出土した土器などは、中の島にある「歴史民俗資料館」に展示されています。湖面に架かる大きな橋は 「東日流館橋(つがるやかたばし)」。屋根付きの橋としては、日本一長い橋とされています。唐川城址は、この大沼公園から、さらに5分くらい上ったところにあります。城跡から、道なりに降ると春日内観音堂が見えてきます。

↓唐川城址周辺 ※クリックで拡大します。
十三湖付近の牧場
大沼公園
東日流館橋(つがるやかたばし)
唐川城址①
唐川城址②
春日内観音堂へ
春日内観音堂


 唐川城
唐川城
は、安東氏が十三湖を見下ろす標高160mの山の頂に築いた山城で、福島城の詰めの城(出城)であったとされていますが、元々は古代からの「高地性集落」の跡だともいわれています。城の南側には唐川が流れ、北側は険しい山岳の天然の要害で、堀と土塁に仕切られた城郭といくつかの曲輪があったとされています。
 ここは、1443年、南部氏によって福島城を追われた城主の安東盛季(もりすえ)が立てこもり、防戦した城でした。その後も南部氏の攻撃を受けた安東氏は、同じく福島城の支城であった「柴崎城」に逃亡し、渡島(北海道)へと渡っていったとされています。現在、遺構はほとんど残っていませんが、駐車場の後ろ側にある土塁の跡が当時を偲ばせてくれます。
 展望台が設けられており、十三の大地、十三湖、そして日本海を眼下に見ることができます。すばらしい眺めです。よく晴れた日には岩木山も見えるとか(私が訪ねたときは、あいにくの曇り空)。。黒光りする大きな安東氏の顕彰碑には、「日の本将軍」の文字とともに、日本地図、そして十三湊が描かれていました。

↓唐川城址
唐川城址①
唐川城址②
唐川城址③
唐川城址④
唐川城址⑤
唐川城址⑥
唐川城址⑦


 帰り際にひとつの古ぼけた案内板を見つけました。義経北方伝説
義経北方伝説
を記したものです。大意は、 ー 義経は衣川で死せず、北へ逃亡した。身代わりになったのは、杉目太郎行信という人物である。十三湊へ逃れてきた義経は、当時の支配者「藤原(十三)秀栄」に匿われ、やがて、竜飛から北海道へと渡っていった。ーというものです。
 青森県は、八戸→青森→十三湖→三厩→竜飛と、「義経伝説」がたくさん残っているところです。ロマンをかきたてるこの伝説。。三十三霊場19番札所「義経寺」を訪ねたときに、取り上げてみたいと思います。

                       ☆津軽統一までのあゆみ☆
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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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