のんびりとじっくりと!

  ーおじさんのバーチャル旅行記!ー                      

 
Category: ふるさと【東北・青森】 > 弘前市   Tags: つがるみち  

赤倉の大人「大石神社」ーつがるみち1

 「津軽富士」と呼ばれる岩木山は、鳥海山、岩木山、厳鬼山という3つの峰で形成されていますが、そのうちの厳鬼山の下には深くえぐれた谷間(沢)があり、赤倉沢
赤倉沢
と名づけられています。ここには次のような伝承が残されています。
 ー 昔、ここには赤倉の大人(おおひと)という鬼神が住んでおり、山仕事をする者達に畏れ敬われていた。身長は見上げるほど高く、黒ずんだその姿を見るだけで恐怖のあまり病になる者もあったが、酒魚などを捧げ、親しく交わった者に対しては、その返礼としてたくさんの山の木を切り倒し、運んできてくれた。ときには山を下り、村人に農耕の技を教え、開墾を助けてくれた。 ー  岩木山麓に伝わる「鬼伝説」のルーツがここにあります。

 この赤倉沢への入口に鎮座しているのが大石神社。慶長年間 (1596~1615年) に津軽為信十一面観音を勧請したことに始まるといわれており、その後、一時荒廃しましたが、 享保4年 (1719年)に5代藩主津軽信寿が再建したとされています。祭神は高皇産霊神(タカミムスビノカミ)と神皇産霊神(カミムスビノカミ)。「産霊(むすひ)」は生産・生成を意味することから、子授けの神・安産の神として古くから信仰を集めています。ご神体は名前のとおり「大石」。巨石信仰が伝わる神社です。

 天気は快晴。岩木山
岩木山
の姿がとても神々しく見えます。神社の大きな白い鳥居
鳥居
には、「大石大神」「赤倉大神」と書かれた扁額
扁額
が掲げられていました。案内板
案内板
を見ると、ここから先には「赤倉霊場」と呼ばれる広大な霊場が広がっており、岩木山の赤倉登山コースにつながっているようです。

 
 案内板を過ぎると、拝殿までの参道には、朱色と白のたくさんの鳥居。立ち並ぶ様子はなかなか壮観です。このようなたくさんの鳥居の配置は、稲荷神社に多く見られるということですが、この神社も何かしら関係があるのでしょうか?辺りには「大石神社」の石標がいくつか建てられています。新旧様々な石標。古くからの信仰の足跡です。

↓拝殿まで ※クリックで拡大します。 
大石神社鳥居①
大石神社鳥居②
大石神社鳥居③
大石神社拝殿
大石神社石標①
大石神社石標②
大石神社石標③
大石神社石標④


 拝殿の前には、栄養状態満点のぷっくり狛犬。とてもユーモラスです。津軽為信が観音像を祀ったことに因んでいるのでしょうか、観音石像も建てられていました。
 境内の中には、たくさんの古木が立ち並んでいます。巨木信仰の表れでしょうか、しめ縄をはったもの、根もとに地蔵堂が祀られているものもあります。「五本杉」と呼ばれる名物杉は、枝が5本に分かれて伸びていることから名づけられたもののようです。

↓境内と神木たち
狛犬①
狛犬②
観音石像①
観音石像②
神木①
神木②
神木③
神木④


 何かしら”異界”を思わせるような大石神社のレポート。 ー 次回に続きます。

                            ☆つがるみち☆

関連記事

記事を読んでいただき、ありがとうございます。よろしかったら、応援をお願いします!

                 日本史 ブログランキングへ    にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ にほんブログ村    


Comment
 
おはようございます。

狛犬の体型が本当に微笑ましいです。

こちらでは見ない形ですね。

ご紹介ありがとうございました。

Trackback
08-2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

«   »

カテゴリー

openclose

グループ別記事

よろしくお願いします!
⇩に参加しています。応援してくださると励みになります!
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村        

歴史 ブログランキングへ
Welcome
 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
My Profile
Author:korekarada       ふるさと「東北・青森県」の史跡を巡り、感想などを綴っています。ときには、まだ見ぬ地方への憧れを「バーチャル旅行記」として、書いていきたいと思います。
My Friend
Thanks!
現在の閲覧者数:
My Contents
記事で紹介しているContentsをまとめています。ご覧ください!
コメント&トラックバック
Comments<>+-
Trackback <> + -
QRコード
QR