のんびりとじっくりと!

  ーおじさんのバーチャル旅行記!ー                      

 
Category: ふるさと【東北・青森】 > 平川市   Tags: つがるみち  

一本の神木から・・「古懸山不動院」ーつがるみち11

 不動明王
不動明王
は、大日如来の化身(使者)とされ、おとなしく仏道に従わない者を導き、救済するという役目を負っているため、右手に魔をたち切る降魔(ごうま)の剣、左手には煩悩をしばりつける羂索(けんさく)を持ち、一見、とても恐ろしい姿をしています。
 不動明王信仰は、弘法大師空海が、中国から不動明王を本尊とする経典を持ち帰ったことが始まりとされ、当初は国家護持の仏として崇められていました。その後、時を経て、次第に大衆の中に広まり、「厄難除災」の仏として篤く信仰されてきたといわれます。
※右の画像はクリックで拡大します
本堂①

本堂②

本堂③

本堂④

本堂⑤

本堂⑥

国上寺位牌堂


 国上寺の本堂前には「東北三十六不動尊霊場」と記されていますが、青森県には6つの霊場があり(13番~18番)、ここは13番目の札所になっています。

 前青森県知事の筆による「古懸不動尊」の額を見ながら本堂の中に入ると、正面に祭壇が見えます。中央には不動明王像
不動明王像
が置かれていました。確かにどっかりと「ねまった(座った)」姿でした。ですが、本尊は4年に一度の例大祭のときだけ開帳されるということなので、これはまた別のお不動様なのだと思います。

 (向かって)左側の祭壇に目を転じると、そこには大日如来
大日如来
。そして、如来様を守っているかのように、後ろには大きな大きな不動明王の画像
不動明王
が掲げられています。実はこれ、あの棟方志功が描いたもの
棟方志功画
なのです。右の眼をカッと開き、左眼はうすく閉じ(左眼を閉じるのは、低劣な教えである左道に陥るのを防ぐためだとされています)、下の歯で右上の唇を咬んだ憤怒の形相、背後には鮮やかな火炎。。 ーさすが天才・棟方志功。とても迫力のある絵です。この絵に惹かれて、ここを訪れる人々もたくさんいるようです。
⇒棟方志功が描いた不動明王像
不動明王像


 さて、先回もふれましたが、ここの不動尊は「東北三十六不動尊霊場」、「津軽弘法大師霊場」、「津軽一代様」などの「肩書き」を持っていますが、実はもうひとつ。。ここの不動明王は「津軽三不動」のひとつでもあるのです。
 「津軽三不動」とは、円智上人が一本の神木から作りあげたとされる三つの不動様のことで、ここ国上寺に一体、あとの二体は、黒石市の長谷澤神社(ながいざわじんじゃ)
長谷澤神社
中野神社
中野神社
に、それぞれ安置されています。
 津軽ではこの「三不動尊」を巡り歩くという信仰が、今でも根強く残っています。
          ~ 一日で巡り終えると、特に大きな御利益があるとか。。

                            ☆つがるみち☆
関連記事

記事を読んでいただき、ありがとうございます。よろしかったら、応援をお願いします!

                 日本史 ブログランキングへ    にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ にほんブログ村    


Comment

Trackback
10-2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

«   »

カテゴリー

openclose

グループ別記事

よろしくお願いします!
⇩に参加しています。応援してくださると励みになります!
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村        

歴史 ブログランキングへ
Welcome
 記事を更新しないままに10月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
My Profile
Author:korekarada       ふるさと「東北・青森県」の史跡を巡り、感想などを綴っています。ときには、まだ見ぬ地方への憧れを「バーチャル旅行記」として、書いていきたいと思います。
My Friend
Thanks!
現在の閲覧者数:
My Contents
記事で紹介しているContentsをまとめています。ご覧ください!
コメント&トラックバック
Comments<>+-
Trackback <> + -
QRコード
QR