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Category: ふるさと【東北・青森】 > 弘前市   Tags: つがるみち  

雲の橋その1「愛宕山橋雲寺」ーつがるみち20

 旧中津軽郡岩木町(現弘前市)に愛宕山橋雲寺(あたごさんきょううんじ)というお寺があります。藩政時代から、弘前市の最勝院や久渡寺などとともに「津軽真言五山 」のひとつに数えられている古刹です。
 岩木山
岩木山
の麓の地に開かれた「神仏習合」の形を色濃く残しているこのお寺を、地元の人々は親しみをこめて「あだごさま」と呼んでいます。また、「辰年」と「巳年」の一代様としても知られており、正月には、たくさんの参拝客で賑わうところです。
↓橋雲寺「奥の院」まで ※クリックで拡大します。

一の鳥居

参道石段

巨木

奥の院①

奥の院②


 参道入口には「勝軍愛宕山大権現」
石柱
と刻まれた石柱が立っていますが、「愛宕山大権現」の名が示す通り、ここは「勝軍地蔵」を本尊として祀っているところです。「勝軍地蔵」
勝軍地蔵
は、馬に乗り甲冑を身につけ、武器を持った姿形から、「戦いの神様」として多くの戦国武将の信仰を集めた菩薩です。あの明智光秀が「本能寺の変」の前に愛宕山を訪れ、勝利祈願をしたのは有名な話ですね。
 津軽藩初代藩主・津軽為信もこの菩薩信仰者の一人で、伝によると、為信は関ヶ原の合戦に出陣し、大垣城を攻めた際、愛宕様に戦勝祈願をしたところ、少軍勢でありながら勝利を収めたといわれています。
 因みに、ここが「辰・巳年の一代様」となっているのは、古来、「勝軍地蔵」は「普賢菩薩」の生まれ変わりとされているからです(辰・巳年の守り本尊は普賢菩薩)。

 一の鳥居を過ぎると間もなく参道が2つに分かれます。
奥の院へ
真っ直ぐに進むと「奥の院」、左に行くと山門に出ます。私は、まず「奥の院」に行ってみることにしました。
 急な石段の手前に「津軽十景之一」
津軽十景石柱
という石柱が立っていますが、昭和の初期に地元の新聞社が選定した「津軽地方の景勝地ベスト10」のひとつとして、奥の院からの眺めが選ばれているということのようです。
 ですが、この石段、数は260。なかなかで、息を切らしながら登りました。半分位行った所に巨大な杉の木
巨木
がそびえています。その根は、土そして石を「わしづかみ」しているようで、とても迫力がありました。

 残りの石段を登り切ると、ようやく「奥の院」が見えました。手前には、こんな親子地蔵様?
親子地蔵?
も立てられています。由緒書きによると、この「奥の院」は、本尊の「勝軍地蔵」を安置し、慶長14年(1609年)に建立されたもので、桃山文化の形式を伝える貴重な建物だということです。私は、本尊に手を合わせた後、辺りを見回し「津軽十景」が見える場所を探しましたが、残念ながら、木々が密集していて津軽平野を望むことはできませんでした。

 帰りは、石段の途中から境内へ降りていく道もありましたが、私は一番下の分かれ道まで降り、あらためて山門へと向かいました。山門から下を眺めると、そこには刈り入れが進む黄金色の田んぼと町並み、そして、その奥には「八甲田連峰」
「八甲田連峰」
が広がっていました。「津軽十景」にふさわしい眺めです。
                     ー 次回へ続きます。

 
                            
                            ☆つがるみち☆
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 しばらく記事を更新しないままに八月になってしまいました。。ゆっくりペースで神社・史跡めぐりを続けたいと思います。拙い記事ばかりですが、読んでいただければ幸いです。ごゆっくりどうぞ!
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